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2018年3月28日水曜日

岩瀬浦って何処よ?

肝心な場所の説明をしていませんでしたが、岩瀬浦は長崎県新上五島町にあります。
九州の西端、五島列島の北部の中通島に位置し、旧奈良尾町の行政区の一つです。
新上五島町自体は、この中通島と若松島を中心とする7つの有人島と60の無人島から構成されていて、本土には、奈良尾港から長崎港まで77km、有川港から佐世保港まで60kmの距離にあります。
地形は全般に細長く、急峻な山々が連なり、平地は海岸沿いにわずかに広がっている程度にとどまり、白砂をたたえた多くの自然海浜が存在し、海蝕崖など複雑で変化に富んだ地形が特色です。

▲岩瀬浦入り口上からの風景







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プロジェクト始動!

 「廬山の滝ってさぁ、もっと眺めが良かったよな?」
 新上五島町の観光スポットにはなっているものの景観は、以前と比べて雑木や雑草が生い茂り、岩肌の一部しか見えていない状況。
 現在、潜伏キリシタン遺産の世界遺産登録で関連施設や環境の整備は進められているものの昔からの観光資源は手つかずの状況。おまけに、この滝のある岩瀬浦は、高齢化が著しく限界集落となっている。
 もともと漁業が盛んな集落で、日本で最初に魚群探知機が導入された漁船があったことでも知られ、NHKの「プロジェクトX(エックス)」で紹介されたこともあり、また、水産加工でも、当時は全国的にも名の売れた「岩瀬浦蒲鉾」があるなど、栄えていた時期もあったが、水産業の著しい衰退で、水産加工業者は一軒となり寂しい状況となっている。
 しかし、こんな状況だからといって何もしなければ、いずれ集落自体が無くなってしまう。以前は、岩瀬浦も東京23区ではないが、3区に分かれていたものの人口減少とともに区域変更が行われ2区制となり、現在においては集落内の区域分けは廃止され「岩瀬浦」とだけ呼ばれている。
 ということで、行政に頼らず自分たちで観光資源を整備し、地域の活性化を図ろうと考えプロジェクトを立ち上げることにしました。
 さしあたっては、開運掛軸の「瀑布昇鯉」をイメージに、廬山の滝に鯉のぼりを掲げることで、天然の開運風景を作り、新たなパワースポットを目指します。

▲4、5年前は、男滝(左下)、女滝(中央) 滝つぼも見える絶景でした。

▲現在は、女滝(中央)の上部しか見えていません。

▲展望駐車場からの景観を邪魔する雑草や竹

 

▲少しは見えるようになってきたと思います。

 雑草や雑木、竹を、週末ごとに掃っています。
 作業中にも観光客が訪れて、滝と桜のコラボに感激していたようです。
 もっときれいに滝が見えるように頑張りますので、また、見に来てくださいね。





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