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2018年5月6日日曜日

世界遺産登録について

 「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」(長崎、熊本県)について、登録の可否を事前審査するユネスコの諮問機関、イコモスが「登録が適当」とユネスコに勧告したと発表されました。
 最終的には、ユネスコ世界遺産委員会の審査で正式決定されるそうですが、文化遺産は勧告に従い認められる可能性がとても高く、いよいよ上五島に世界的文化遺産が誕生となるようです。
 頭ヶ島集落は、19世紀の半ばに潜伏キリシタンがこの島に移住し、密かにキリスト教の信仰を続けてきた集落とのことで、外海地域から中通島鯛ノ浦地区へと渡った潜伏キリシタンの信徒が、仏教徒の開拓指導者のもとに無人島であった頭ヶ島へと入植し、中通島とは激しい潮流が行き交う幅約150mの海峡によって隔てられた、閉ざされた環境で潜伏キリシタンとしての信仰を続け、キリスト教の解禁後に、この集落の信徒が10年の年月をかけて石造りの教会堂を建てたとのことです。
 国の重要文化財にも指定されています。










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